保育と教育

他所の子にもきちんと声かけをするということ

こんばんは。だんだん朝晩が冷えるようになってきましたね。でもまだ上着を着ない日も多い吉川です。ヒートテックもほぼ着てないです。元気……!

さて今日は再びいつかのnote。結構前のことだと思っていたんですが、今年の年始ごろの話だったんですね~。ベビーシッターをしていた時期です。子どもたち、元気かなあ。

いつかのnoteより

他所の子にもきちんと声かけをするということ

みなさまあけましておめでとうございます!本年もどうぞよろしくお願い致します。

さて新年早々なのですが(もう17日)、ちょっと思うところがありました。

直接的にご依頼いただいた保育のことではないので、ここに書いておきたいと思います。保育内容を勝手に公開しているというのではありませんのであしからず。

公園にて。

みなさんは、子どもたちが公園の遊具をめちゃくちゃに扱っていたらどうしますか?

わたしは保育士時代、それなりに厳しい先生だったと思います(怖いけど大好き!とも言ってもらいますが 笑)。普段の生活はもちろん、公園での遊び方に関しても。

他の人も使うことを考えよう。危なくないかどうか。それは正しい使い方かどうか。そんなことを、わずか2歳の子たちにも話してきました。

今日公園で、わたしは目を疑いました。ブランコのチェーンはひどくねじれ短くなり、すべり台のすべる部分には団子のように連なり、砂を投げ、戦いごっこでムキになり叩き合う姿。

そのどれも、誰も何にも言わないのです。周りにはずらりと保護者がいるというのに。

関係性があるのかもしれませんし、口出ししたらどうこうという不安からか、それくらいいいと思われているのか、他所の子に注意できない、あるいはただ見ていないのか。その場にはその場の関係性があるし、ママ友というのはわたしが思う以上に複雑なものなのかもしれません。

で?じゃあしょうがないかって?

なるわけがないんです。

すべり台に向かい声をかけました。「その使い方合ってるの?」言われて困るようなら、しなくていい。理由があるなら反論できる。

さらには、1人の子がもう1人を叩いてしまいました。痛くてしゃがみ込んでるのに、誰も声をかけない。それはおかしい。そう思い声をかけました。周りは騒然としてしまい、一瞬でみんなの注目を浴びることになりました。

でも、間違ったことはしていないと思うんです。怒鳴ったり怒ったりはしていませんし、しゃがみ込むほど痛がっているのにそのままにしているなんておかしい。やっていいこととそうでないことは、子どもだってわかる。大人がきちんと伝えれば、子どもはわかる。

何をしたと思うから謝るの?目を見て話してくれる?そんなことをゆっくり話しました。

遊びの一環だったり、じゃれあっていて、だったなら子どもたちで解決できることもあるでしょう。そうでない場合、大人の声かけも大切だと思います。我が子も他所の子も関係ない。わたしにしたらみんな他所の子です。それでも、傍若無人な振る舞いは我慢できない。人の痛みや苦しみは、人にしかわからない。

子どもたちのために、なんて大それたことは言えません。ただ、大人には大人のできることがあるんじゃないかと。

きつく縛りつけるのも、何でもいいよいいよで済ませるのも、そのどちらも果たして子どもたちにとってより良い環境になるのかどうか。

厳しくするつもりはありませんが、大人の責任というのは重大だなと思う次第です。

みんなの公園ですし、みんなが気持ちよく遊べるのが一番ですよね。

ぶれないなあ~!笑

豆腐メンタルであるという自負があるわたしですが、人前で人様の子どもにこんな声かけができるんですねえ。我ながら、保育に関してはぶれないなとある意味感心します。

過去に関しては、もっと優しい保育もできたはずだと反省することも多いのですが、このnoteは「たしかにそうだ」と自分でも思います。子どもを育てるのは大人ですもんね。

我々保育士は「保育」をし、保護者は「子育て」をする。これはお互いに代わりができないものだと思います。だからこそ、子どもたちにより良い環境をと思うのならば、協力し合わねば。

うちの子もよその子も、子どもは子ども。

今よその子とのふれあいが少ない時期ではありますが、今一度「保育」や「子育て」について考えたいなと思っています。

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