保育と教育

子どもたちと新企画を始めます!【しゃべRoom】意見が言えない、は卒業!

こんにちは。現役の保育士である吉川が運営するYOKARO。保育と教育について考え取り組む場です。会社や施設の枠にとらわれず、もっと幅広く自由に「保育と教育」に取り組めないかと思い始めました。

ちなみに保育歴は、

◆保育補助

◆保育士

◆学童施設で立ち上げから所長&で3年間英検講座(週1回45分)

◆ベビーシッター

◆現役の保育士(主任)

◆オンラインで英検講座(30分~1時間、月~木で継続中)

です。そんなYOKAROが、NARIWAIに続いて新しい取り組みを始めました!

新企画:【しゃべRoom】

テーマに沿って、自由におしゃべりする「しゃべRoom」。今回は7名の小学生が集ってくれました!

実際の子どもたちの考えを知ることが、よりよい保育と教育の取り組みにつながっていくと思ったからです。「子ども」と世間が思っている「子ども」の間に差があるかもしれない。その差を埋めるためにも、必要なことだと感じました。

どんな企画なの?

純粋に「自由に自分の考えを話す」という企画です。形式ばってもおらず、順序だてて話す必要もない。否定されることなくのびのびと話ができる場所。正直な気持ちを聞かせてもらいました。

人前がちょっと苦手な子、緊張する子、下調べをしてきている子、笑顔が絶えない子……いろんなメンバーがいます。学年は4年生と5年生。学校もばらばらです。

とにかくリラックスしてのんびりと話せるよう、事前にどういう風に進めていくかをお知らせしました。

これは前職からレッスン(授業)のときに伝えていること。基本的には、相手や自分を傷つけたり汚い言葉を遣ったりしなければ、発言は自由です。聞くときは、しっかり相手の話を聞く。聞いてほしいのなら、相手の話も聞きましょう。

子どもはよく「〇〇とかでもいいの?」と確認をしてきます。自分の意見に自信がなければなおさら。もちろんOKです、だめな意見はありません。それが人としてどうか、と思うような意見であれば、それについて話をすればいい。意見は許可制ではないのですから、自由です。

「自分の意見を言うことと、相手の意見を悪く言うことは違う」も、伝えてきたことのひとつ。前職では多数決は取らず、相手と意見が違った場合は納得できるように説得してものごとを決めるようにしてきました。その際に、自分の意見を肯定したいがために相手の意見を落とすのは、なし。それよりも、自分の意見のどんなところがよいと思うかを伝えるよう話してきました。

今はSNSでも何かにつけて相手の意見を攻撃する人がいます。自分を肯定するために相手を落とす人間にはなって欲しくないと思います。

普段♡どころか絵文字も使わない吉川ですが、怖いと言われるので相手によっては使うようにしています 笑。特に今回は小学生が対象なので、できるだけリラックスして楽しんでもらえるようにかわいらしくしてみました。雪だるまかわいい。

そうして始まったしゃべRoom。時間はあっという間に過ぎ、1時間の予定が1時間半になっていました。相手の話をよく聞き、リアクションや笑顔があふれる会となりました。また自分の意見をしっかりと話すことができ、たくさんの発見がありました。

将来、なりたい自分になるためには?なったらどんなことがしたい?夢ってあったほうがいいの?ない人はどうすればいい?

緊張しながらもそれぞれ手を挙げて、みんなに伝えていました。聞く方は「すごい!」「もうそんなに調べてるの?」「見たことないな~」などいい反応をしてくれ、話す方も気分よく話せたようですね。

小学生って、こんなこと考えてるんだ……と驚くことばかり。将来を見据えている子もいれば、的確なアドバイスをする子もいる。自分はこんなにしっかりしてたかな?と思わず振り返りました。

子どもたちは、相手の考えを聞いていい刺激を受けているようでした。終了後は保護者からも嬉しい感想をたくさん!やはり「楽しかった」の言葉をもらえるととても嬉しいです。

内容はこれから記事にしていきますので、どうぞお楽しみに!

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