保育と教育

【幼児・小学生に人気の通信教育ランキング】重視することやメリット

こんにちは。民間学童の所長を4年ほど行っている吉川が、本日は幼児・小学生に人気の通信教育についてお話しします。ちなみに保育歴は、

◆保育補助

◆保育士

◆学童施設で立ち上げから所長

◆ベビーシッター

◆現役の保育士(主任)

です。子どもたちと過ごす時間が長いので、子どもたちがどんな通信教育をしているのか見てきました。教え子たちだけでなく、今回は世間一般の保護者のみなさんにアンケートを取りました!

よしかわ
よしかわ
いま、本当にたくさんの通信教育が存在します。自主学習の習慣づけに効果的ですよね。メリットや不満、重視することをあわせて見ていきましょう!

通信教育人気ランキング

0~13歳くらいまでの子どもを持つ保護者を対象にアンケートを取りました。結果は、さすがの大手、といったところでした。圧巻!

  1. こどもちゃれんじ
  2. 進研ゼミ
  3. Z会
  4. ポピー、七田式

アンケートの項目

  • 通信教育で重視すること
  • その通信教育を選んだ理由
  • よい点
  • 不満

の4点をお聞きしました。

通信教育で重視すること

よしかわ
よしかわ
お子さんの通信教育において、重視していることは何ですか?

保護者
保護者
子どもが興味を持って取り組めるのが一番!

一番多かったのは、楽しいかどうか。とにかく楽しくないと自分からやろうという気にならないし、続かないからという理由でした。確かに通信教育は対面ではないので、自主学習の習慣をつけ、自分で学び考えるためには楽しさが必要かもしれません。他にもいろんな意見がありました。

重視すること

【年齢】年齢、月齢に合っている・成長に合っている・月齢相応の知識や学力を身につけることができる・

【金額や仕組み】続けやすい・高すぎない・納得のいく価格設定・手軽に始めて手軽に解約できる・アフターサービスなどのサポートの充実・与えられた課題を計画的に行い、締め切りまでに課題を提出できるシステムである・

【内容】わかりやすい・子どもだけで理解ができる・集中できる・飽きない工夫がされている・たくさんの言葉にふれる・脳に刺激を与えられる・興味を広げられる・遊び感覚で学べる付録・ボリュームが適切・自分のペースで進められる・心理面の成長・適切なフィードバック・進んで取り組める・細かい部分までケア・成果物がもらえる・学習意欲につながる・苦手意識を持たない・保護者が程よく介入できる・タブレット・良質な問題が適切な量ある・付録で釣っていないもの・イラスト・書き込みのしやすさ

【学習】学校の授業の予習復習になっている・英語や数字にふれる・実験教材で身をもった体験ができる・遊びだけでなく学びがある・学習指導要領に沿っている・英語やプログラミングなど新科目を柔軟に取り入れている・解答だけでなく考え方を教えてくれる・先生とのやり取りができる・テストで点が取れる・内容の理解ができる・

【生活】日常生活への基本的なマナーやルールを学ぶ・モチベーションの継続・考える力がつく・自主性の尊重・生活習慣を身につける・自宅や園の生活だけでは足りない部分を補える・挨拶・自分で計画を立てる・やる気の活性化・

よしかわ
よしかわ
習いごとの回と比べると、重視することがずいぶんと多いように思います。やはり学習に関わってくるとなると、求めるものも増えるのかもしれませんね。

では人気ランキングを順に見ていきましょう!

1位:こどもちゃれんじ

よしかわ
よしかわ
なぜこどもちゃれんじを選びましたか?

保護者
保護者
もともと知っていたから!

言わずと知れた「こどもちゃれんじ」。アンケートの半数以上が回答していました。一番多かった理由は、CMやDMで知っていたから、でした。しまじろうと仲間たちもおなじみですね。知名度は抜群!みんながやっているから信用できる、という意見も多かったです。

【選んだ理由】

・一番有名で信頼できる  ・DMなどの勧誘

・家での勉強がやりやすくなると思った

・体験版のDVDで興味を持った  ・教材がよく見えた

・月齢に合った知育玩具が毎月届く

・毎日どんな遊びをしたらいいか悩んでいたので、その指針になる

・学習ではなくあそびや日常生活に重きを置いた教材

・安心できる  ・親などが昔受講していた

・価格が手ごろ  ・子どもの役に立つ

・基本的なことを学べそう  ・周りに勧められて

・勉強の習慣づけ  ・しまじろうが親しみやすい

・時期に応じたあそびができる ・年齢別コースがある

・子どもの知育に興味があった

良い点

・月齢に合わせた教材が届く   ・ネットでできる

・いつ頃どんなおもちゃを与えたらいいかわからないので助かる

・絵本は子どもが自ら進んで読みたくなるようなデザイン

・教材だけでなく努力賞や赤ペン先生のプレゼントなどがある

・課題を提出しようという意欲が出る ・楽しみながら勉強できる

・悩むことの多い子育てで助かっている  ・子育ての指針になる

・決まった量を目的をもってできる  ・手軽に始められる

・タブレットでゲームができる  ・追加プランがある

・おもちゃや絵本選びの参考になる  ・自発的に取り組める

・市販のものよりやる気がある  ・一人でできる

・ブロックなどで指先を使う  ・教材の充実

・キャラクターが親しみやすい  ・覚えやすい

・様々な視点で学べる  ・子どもの興味をそそる

・準備の手間が省ける  ・幅広いジャンル

・あまり興味のなかったことも興味を持つようになった

・しまじろうを引き合いに出せる  ・男女関係なく楽しめる

不満点

・教材が充実しているときとそうでないときの差が激しい

・予定通りに終わらせるのが難しい

・ワークの量が少ない  ・教材が簡単すぎる

・おもちゃが増えていく、収納に困る、多い

・タブレットだと適当に答えて終わらせようとする

・勧誘のDMや電話が多い。

不満点は、良い点に比べると非常に少ないですね。勧誘の多さはこれもまた有名ですが、その分影響を受けて申し込む人が多いのも事実。こどもちゃれんじは、良くも悪くもエデュトイと呼ばれるおもちゃが特徴のようですね。

2位:進研ゼミ

よしかわ
よしかわ
なぜ進研ゼミを選びましたか?

保護者
保護者
学習習慣をつけたかったから!

小学校から高校講座まである進研ゼミ。こどもちゃれんじと同じBenesseの通信教育です。赤ペン先生でも有名ですね。自主学習を代表する有名教材のひとつ。子どもの頃にやっていた親御さんも多いようです。

【選んだ理由】

・こどもちゃれんじから移行  ・学習習慣

・予習復習ができる  ・効率よく学習範囲をおさえたい

・楽しく勉強の習慣づけをしたかった

・Benesseが地元にあり親しみがある

・周りがやっている  ・有名だから

・自分がやっていて楽しかった  ・安心感

・DMが多かった  ・子どもが興味を持った

・ポイントと景品を交換できる  ・自分でできる

・第三者に採点され褒めてもらえる

・塾より安い  

良い点

・子どもだけでできるので楽  ・やる気維持の仕組みが充実

・付録がよい  ・赤ペン先生の言葉が優しい

・取り組む様子が直に見られる ・進行状況がメールで来る

・タブレットでできるのでやりやすい

・きょうだいで一緒にできる  ・教科書の範囲をおさえている

・休校対策が早かった  ・学校の進度に合わせて進められる

・カラーでイラストが多い ・自然と学習に興味を持つ仕組み

・紙とタブレットをあわせて利用できる  ・解説が丁寧

・年齢に合わせた読み物も届く

・ちょっとした時間を有効活用できる

不満点

・学力の定着が十分ではない  ・使わない付録がもったいない

・親がフォローをしなくてはいけない ・その場に先生がいない

・勧誘が多い  ・強制力がない

・情報をデータ化してカテゴリ分けや、表示回数などがわかればいい

・景品が同じものでモチベーションが続かない

・学校の授業と順序が違うことがある  ・付録が多い

・付録は使わずに捨ててしまうこともある

進研ゼミはタブレットもあるんですね(知らなかった)!こどもちゃれんじから移行している子も多いようなので、乳児から高校生まで一貫して取り組めるということですね。愛着もわきそうです。

3位:Z会

よしかわ
よしかわ
なぜZ会を選びましたか?

保護者
保護者
学習習慣をつけたかったから!

イラストや親しみらしさよりも、学習に力を入れている印象が強いZ会。広告にもあるように、質の高い学習が期待できそうですね。教え子にも入会している子が何人かいました。

【選んだ理由】

・塾より安い  ・自分のペースでできる

・学校だけでは足りず、塾では送迎が必要なためZ会がちょうどよかった

・テキストの質が高い  ・添削指導の評価が高い

・成長に合わせたグレードがある

良い点

・評判がいい  ・解説が充実している

・一人でも勉強できる  ・学校と同じスピードで進む

・イラストが少ない分勉強の部分が多い

・問題数が多い  ・付録がない分教材にお金をかけている

不満点

・英語の配信がパソコンでしか見られない

・毎回のログインが面倒くさい

・解答を端折りすぎているときがある

・考える順番やヒントもわかりやすくしてほしい

解説は両方の意見がありますが、総じて教材自体の評価は高いようです。たしかにキャラクターなどのイラストはなく、受験対策など学習を中心に進めたい場合は合っているかもしれません。学習習慣というよりは、勉強に力を入れられる教材のようですね。

4位:ポピー・七田式

同じく教え子がやっていたポピーと七田式。七田式は教室のイメージが強いのですが、一日20分ほどの幼児コースなどがあるようです。幼児教室を追求して60年ということで、信頼は厚い模様。

【選んだ理由】

ポピー:

・こどもちゃれんじが難しかった・子どもがやりたいと言った

七田式:

・ペーパーワークが充実している

良い点

ポピー:

・カラフル・一ページの問題数が少ない・解答欄が大きい・親会社が学校の補助教材も作っている・料金が安い・補助冊子がついている

七田式:

・年間で購入できる・月ごとではなく本人のペースに合わせて進められる・ペーパーワークが充実している・かず、もじ、ちえに分かれている

不満点

ポピー:

・提出が一切ないので親が見なければならない

七田式:

・一部分だけ急に難しくなったりすることがある

上位三つとすると回答数は少ないものの、人気は根強いようですね。確かにポピーはカラフルで解答欄が大きく、見やすい印象はありました。こどもちゃれんじの陰に隠れがちですが、ポピーもわかりやすいようですよ。

おわりに

いかがでしたか?みなさんが検討している通信教育はランクインしていましたか?ご家庭でお子さんの通信教育を決めるときの参考になれば嬉しいです。「できる」より「好き」、「好き」より「楽しい」。これに勝るものはないといいます。お子さんの「楽しい」をぜひ一緒に探してみてくださいね!

 

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