英語学習

英検3・4・5級直前対策【合格のポイントとコツ①】単語ができなきゃ始まらない!

こんにちは。今日は英検の講座(レッスン)を4年ほど継続して行っている吉川が、今回は英検直前対策についてちょっとお話ししたいと思います。これまで小学生を対象に、

◆学童施設で3年間英検講座(週1回45分)

◆オンラインで英検講座(30分~1時間、継続中)

をやってきました。学童施設では児童英検も含め合格率は各級80%後半~90%前半ほどでした。これはなかなか高いのではないかと(でも満足はしていないので、その理由はまた別記事で)。

ということで、このブログでも小学生で英検に受かりたい人のための教材や勉強法を紹介していこうと思います。

本試験を5月30日前後に控えた今。直前対策をしていきましょう!まだ間に合う!

おすすめのテキストはこちら

 

単語を制する者は英検を制する!?

そもそも、単語ができないことには問題が解けるはずもありません。それに付随し、熟語もかなり重要です。うちの生徒たちはこれを使っている子が多いようです。





3級はおおよそ1,250~2,100語ほどが必要と言われています。かなり多いですよね。特に小学生にはハードルは高いように思えます。
でも4級がおおよそ1,100語と言われているので、4級を取得する能力があるのならば、3級ももちろん可能性はあります。簡単に言って、倍の時間勉強すれば語彙は身につきますね 笑。

と冗談はさておき、とにかく単語と熟語は合格の鍵!今からでも遅くはない。しっかりと覚えていきましょう!

単語の覚え方

子どもたちにもしつこく言っていることですが、目だけではなく「目」「手」「口」「耳」を使うことが大切です。

  • 手で書く
  • 目で見る
  • 口に出す
  • 耳で聞く

この4つを行うことで、どれか一つで行うよりもぐんと身につきやすくなると思います。母国語でない言語は、使わないとすぐに忘れてしまいます。そうならないよう、体全体を使ってしみこませていきましょう。

また、4級までは書く試験はありません。なのでひとまず暗記だけ……という人は、上記の単語本をうまく使うといいでしょう。

read……読む、eat……食べる、を繰り返して覚えがちですが、そうすると逆に日本語で聞かれたときに英語が出てこなかったりします。

そうならないよう、

read……読む

読む……read

eat……食べる

食べる……eat

のように、英語⇔日本語のどちらも覚えるようにしましょう。訳ができても日本をを英文にできない……またその逆にならないように。

日本語だけを隠しながら暗記している人は、ある程度覚えたら英語を隠して暗記してみてはどうでしょうか。そうすれば、「食べる」がeatだけでなくhaveも使えることなどがわかってくると思います。

 

おすすめの使い方

わたしが生徒たちに伝えているのは、マーカーもしくは☑を使うことです。

例えばfamousという単語がわからなかったとします。上記のような単語本で調べますね。そしたら、famousにマーカー(☑)をつけます

また別のとき、再びfamousがわからなかったとします。また調べますよね。するとそこにはマーカー(☑)がついている。つまり、この単語がわからなかったのは2回目ということになります。

これを繰り返すと、自分がどれだけこの単語を覚えられていないかがわかります。ある程度勉強が進んだら、苦手な部分だけを絞っていきますよね。そのときに、単語も同じように苦手な部分を絞ることができるというわけです。

ポイントは単語につけるのではなく、その横の空いているところに小さくつけること。そして、色を固定します。1回目は黄色、2回目はピンクなど。☑も、調べるほどに個数が増えます。

そうすると、子どもたちも気づくんです。「あ、これもう3回も調べてる……」と。これが、危機感や意欲を高めるきっかけになります。頑張っている子ほど、まずいな、と思うわけです。

また、意識してマーカー(☑)をつけることで、「見たことある」にもつながります。これ線引いたな、と自分でも思い出します。何となくではなく、意識づけることが暗記に大きく役立ちます

①単語を調べる

②調べた単語にマーカー(☑)をつける

※マーカーの場合は回数で色を決める(1回目は黄色、2回目はピンクなど)

※単語ではなく横の空欄につける(単語につけると見づらい)

③調べるたびにマーカー(☑)をつける

 

おまけ

famous……有名な、want to……したい、といっても、なかなか覚えられませんよね。そんなときは、もう文章で覚えてしまいましょう

例えばwant to。「I want to be a teacher……先生になりたい」。このフレーズを覚えれば、「~(し)たい」文を応用することができます。I want to go to Hawaii、I want to play tennis。これがわりと子どもたちに効きました。

famous(有名な)は、わたしがよく例文で「Arashi is very famous in Japan.」と言っていたことから、「famous→嵐→有名」と覚えています 笑(生徒の一人が嵐ファンなので)。

覚えやすい文章があれば、そこから派生することもできます。淡々と単語や熟語を覚えるのが苦手であれば、簡単で分かりやすい例文を用意するのもいいと思います。最初の頃はできるだけ同じ例文にしていました。popularやamongは、すみっコぐらしを使っていましたね~。

おわりに

結局のところは、語彙力がものをいう英検。5月30日に試験の人は、まだ時間があります!10語でも20語でも増やして、得点UPにつなげていきましょう!

そしてその頑張りは、今後の英語力にいい影響を与えることでしょう^^

みなさんの合格を、陰ながら応援しています!

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