【小学生の英検勉強法】教材編（5級、4級、3級、準2級、2級）①

こんにちは。今日は英検の講座（レッスン）を4年ほど継続して行っている吉川が、今回は小学生の英検受験についてちょっとお話ししたいと思います。これまで小学生を対象に、

をやってきました。学童施設では児童英検も含め合格率は各級80％後半～90％前半ほどでした。これはなかなか高いのではないかと（でも満足はしていないので、その理由はまた別記事で）。

ということで、このブログでも小学生で英検に受かりたい人のための教材や勉強法を紹介していこうと思います！

英検って中学生から受けるんじゃないの？

いえいえ今や小学生でも受ける時代。それも、英語とほぼふれあったことのないまっさらな子でも、5年生ともなれば3級を学ぶようになってしまうんです（1年生から週1で勉強した場合ですけどね）。

小学校から英語が導入されている今、親しむだけではなく言語として身につけるのも大切になってくるとわたしは思っています。聞き取れるけど話せない、書けない日本人はもう2020年以降は育てない！これからの未来、英語はコミュニケーションツールとしてもかなり重要になってきますからね。

では本題に入っていきましょう。英検のテキスト選びに迷ったら、ぜひ参考にしてみてくださいね。ということでわたしが使用しているテキストはこちら。

旺文社のものです。オンラインレッスンでは、これらを指定して購入いただいています。

なぜこのテキストなの？

これはテキストを薦めるポイントのひとつ。基礎を身につけたあとは、とにかく問題を解くように話しています。ワークブックだと、左のページで解説、右の下あたりに数問練習問題、ということが多いですね。これは解説ばかりに気を取られ、問題を解く習慣や体制が整いません。

ひたすら問題を解く。もちろん適当にやっていては✖ですが、間違えてもいいのでとにかく解きましょう。間違いを繰り返して覚えていきます。

いきなり模試！もしくはいきなり試験！では、まだ小学生の子どもたちには戸惑いを増やすだけ。ドリルで、形式に慣れておきましょう。

CDがついているのはもちろんとして、これはアプリでダウンロードすればスマホでリスニングができます。とっても便利！しかも一冊買えば他の級もダウンロードできるので手間も省けます（テキストがないと意味ないけど）。

英検はマークシートの試験です（３級からはライティングも入ります）。慣れないと、塗る場所がずれていた……なんて取り返しのつかないことにも！そうならないよう、初めから練習しておきましょう。

じゃあこれだけやれば合格できるの？

もちろんこれ一冊で合格できるならそんなに楽なことはありません。足りない部分もあります。

そもそもこのテキストは予想問題ドリルと書いてあります。つまり、問題を解くことを重要視しているもの。単語が読めない、be動詞がわからないなど、基礎がまだできていないという人には向いていません。

何せかなりの問題量です。小学校低学年の子には文字も小さく多いわけですから、途中で何が何やらわからなくなることも。模擬試験のつもりで取りかかるのならいいのですが、普段の自主学習にはちょっと酷かもしれませんね。一人で取り組むのならば、今日は１０問、や1ページ、などその子に合った量を一緒に決めたほうがいいかもしれません。

謳い文句から言って、毎日決まった分量をやれば7日で終わります。ただ本番を想定したドリルなので、かなり時間を要します。毎日放課後習い事や学習教材がある子にはなかなか厳しいです。他のテキストと併用して、週末や本番前にこちらを取り組むのがいいかもしれません。

ということで長々と語ってきました。さっとまとめると、基礎が身についていて、本番を想定した学習をしていきたいという時期にはぴったりかと思います。

テキストの活用法や、わたしがどのように英検を教えているかはまた改めて書きに来ますね！みんなで合格できるよう頑張りましょう~！

 

 

英会話ができる子は、リスニングがかなり伸びます。筆記がだめでもリスニングで点数を上げる子も。今はオンライン英会話も多いので、体験してレベルチェックするのもいいかもしれませんね！わたしも英語力を伸ばすため、今年はいくつか体験してみます＾＾

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