こんにちは。現役の保育士である吉川が運営するYOKARO。実は大学は英語学科で、中高の教員免許(英語)を持っています。保育士資格は、独学で試験を受けて取得しました。
当時はまだ試験は年に一回で、合格率は11%ほどでした。合格したのが奇跡のようなものでした……。二度と受けたくないですね 笑。独学はストイックな人にはいいと思うのでですが、時間とお金に余裕があるのであれば学校または講座に通うことをお勧めします!
ちなみに保育歴は、
◆保育補助
◆保育士
◆学童施設で立ち上げから所長&で3年間英検講座(週1回45分)
◆ベビーシッター
◆現役の保育士(主任)
◆オンラインで英検講座(30分~1時間、月~木で継続中)
です。
保育士資格を持っている芸能人・有名人

やしろ優:芸人
大塚愛:歌手
叶美香:美容家
三倉茉奈:女優
吉田明世:アナウンサー
伊東美咲:女優
みなさん、女優、歌手、芸人、アナウンサーと華やかな職業につかれています。上戸彩さんも「保育士になりたかった」というように、「なりたかった」人は結構いるようですね。
保育士の価値の低さ
実際に資格を取っても保育士としては働いていない潜在保育士は非常に多いです。保育士不足と言いますが、資格を持っている人は数多くいます。
なぜ保育士をやらないのか?
それは、保育士という職業の立場の弱さにもあると思います。お給料の低さは、もはや保育士といえば、の話題のひとつ。有名人たちが保育士にならなかった理由はそこのみにあらずと思いますが、この立場の弱さというのは、潜在保育士にとって非常に大きな割合を占めているのではないでしょうか。

2020年からの世界情勢を踏まえて、保育士というのは世間的に本当に価値が低いのだと思い知らされました。
学校・幼稚園はニュースでも報じられるほど早急に対応が発表されました。しかし、同じように子どもが集まりかつ長時間の預かりをしている保育園は、ぎりぎりまでその行く先がわかりませんでした。
生後数か月から子どもを預かる保育園では、三密を避けるどころか、常に濃厚接触をしているわけです。くしゃみ、よだれは当たり前、食事の介助や寝かしつけ、泣けば抱っこ、鼻水に吐き戻し。
何度も言うけれど、「当たり前」の日常です。
わたしたち保育士は、恐ろしかった。自分が感染者で子どもたちにうつしてしまうことも、感染が広がることも、このような状況でも「保護者が働いているから」という理由で出勤せざるを得ない状況も。誰も助けてはくれないのだという現状も。
わたしたちは状況が恐ろしいだけで、保護者を悪く思ったりしません。保護者だって、好きで外に出ている人ばかりじゃない。子どもたちといたいけれど、こんなときでもどうしても働かなくてはいけない事情もある。
ただ、わたしたちには何もできないんです。あかちゃんやちびっこにマスクをつけさせることも、園で密を避けることも、くしゃみやせきを防ぐことも、クラスターを防ぐことも、できないんです。
限られた環境の中で、最大限にできることをするだけ。一時は同じマスクを数日つけなくてはいけないこともありました。保育園はインフラじゃない。でも、区や会社の指示に従って開園し続けた。何のために?保護者のために?子どもたちのために?
わたしは、保育士のみなさんが自分のために働けないことを悲しく思いました。身を案じたら、辞めたっていい。でも収入がなくなる。園のみんな迷惑がかかる。そう思うと働かざるを得ない。そういう人は、少なくないと思います。
リスクを背負っても、一円も補助などない。いつもは保育に集中し、めいっぱいの愛で子どもたちと接しているはずの保育士たち。それが、神経を使うことがさらにひとつ、いえいくつも増えたわけです。
わたしの園は幸い、区と会社が動いたことでかなりストレスや負担は軽減されました。それには本当に感謝しています。でも、保育と教育を考えるうえでこれは避けて通れないと思いました。

保育士のためにできること
保育士の価値って何だろう?保育士って結局何なんだろう?
考えるほどに悲しくなります。とてもすばらしい仕事だと、胸を張ってやってきました。それが2020年、がつんと思い知らされたような気がします。
もっと、保育士のことを考えたい。「この仕事が大好き!」と胸を張って働いてほしい。そう思うようになりました。
わたしに、YOKAROにできることは何だろう?
実は世の保育士さんに、アンケートを取りました。保育士としての悩み、困ったこと、これからやっていきたいこと、そして「保育士」について思うこと。
このブログで、紹介していきたいと思います。そして少しでも心が晴れて、「保育の仕事大好き!」と思ってもらえるように、YOKAROでも少しずつ歩みを進めます。
みなさんにも、ご協力いただければ嬉しいです。どうぞ、よろしくお願いします!
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